【2018年】〇〇中学校サッカーのU-〇〇大会決勝戦
新チームになって負け知らずの日章学園が接戦を制し、追いすがるルーテル学院撃破!
3月28日(水) 佐賀県総合運動場陸上競技場 13:32キックオフ
●●●高校 0-0 ●●●高校
3月に入ってすでに4節が終了した高円宮杯九州リーグの序盤を無敗、単独首位と好調な滑り出しを見せている日章学園、今季から再び九州リーグへと返り咲いた粘り強い戦い方を信条とするルーテル学院。共に全国制覇の経験もある強豪ライバル校同士の決勝戦に大きな注目が集まりました。
暑さすら感じる陽気の中、日章学園のキックオフで試合開始。
戦前の大方の予想としては、県新人戦、九州リーグ、九州新人戦と新チーム立ち上げ以降ここまで負け知らず、今大会でも決勝戦までの3試合で12得点と日章学園自慢の攻撃力を、PK戦を含みながら3試合ともに最小得失点差で粘り強く勝ちあがってきたルーテル学院の守備陣がどこまで抑え込む事ができるかとの見方が多かったと思います。
試合が始まってみると決勝戦の硬さからか、日章は自分達の良さが噛み合わず、ルーテルの時おり放つカウンターに鋭さを感じる五分五分の内容で試合が進みます。
最初のチャンスが訪れたのは3分。前線からの鋭いプレスでボールを奪った日章がショートカウンターを繰り出すと、⑯からのスルーシュートを受けた⑥はルーテルDF2人の追走を受けながらも強引にシュートまで持っていく。しかしこのシュートは、GKの攻守に防がれコーナーへと逃げられます。
その後のCKからのヘディングシュートは惜しくも左へとそれます。
24分には、前半最大の山場と言っていいビッグチャンスをルーテルが作ります。
攻守に渡って幅広い活躍を見せていた⑩からの浮き球のシュートに反応し、裏へと抜け出した⑨のシュートは、日章GKの素晴らしいセーブによりゴールへと結びつける事が出来ません。
その後は、一進一退の展開で進み、お互いに大きなチャンスを迎える事なく前半終了。
後半は、逆にルーテルが先にチャンスを迎えます。
日章GKのFKからのフィードミスを拾った⑨がミドルシュートを狙うものの、これはゴールの右へと外れます。
後半15分には、CKのこぼれ球を拾った日章が自陣ゴール前から一気にカウンターを見舞い、ハーフウェイラインを越えた所で3対1の絶対的チャンスを迎えます。
しかし、ここでは、ルーテル左サイドバック②の驚異的な粘りに合いペナルティエリアの直前でカットされてしまいます。
このあたりでリズムをつかんだ日章がさらにたたみかけます。
後半20分、右サイドからカットインした⑯は、中央にいる⑩へボール預けそのままダッシュ。ゴール前でもつれ合ったボールを拾ったのは左サイドから走りこんでいた日章MF⑳。冷静にGKの横に流しこみ均衡を破ります。
その後は、セットプレーを中心にルーテルが多くのチャンスを掴んだものの、終了間際のFKからのチャンスもゴールを奪うことが出来ずに試合終了。
●●チーム勝利!試合後
お互いに新チームが立ち上がって日も浅かったとは思いますが、レベルの高い白熱した熱戦を見せてくれ今後の成長、全中への期待を抱かせる内容であったと思います。
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